自治区か 2020 6 27

2020年6月27日の読売新聞の国際面には、このような記事がありました。

 全米で続く黒人男性死亡事件に対する抗議活動では、
シアトルで抗議デモの参加者が一部地域を
「自治区」と称して約2週間占拠した。
 占拠が始まったのは今月8日夜。
アメリカのメディアによると、
警察改革を主張する参加者が、警察署前の周辺道路などを封鎖。
 民主党の急進左派のジェニー・ダーカン市長は当初、
「お祭りのような雰囲気」と問題視しなかった。
 だが、占拠が長期化すると、
強盗や放火、器物損壊などの事件が相次いだ。
(引用、以上)
 これは、日本人が知ると、驚くでしょう。
もちろん、デモは、民主主義の権利ですが、
街の一部を占拠して「自治区」にしてしまうのは、
さすがに「違法」と言えるでしょう。
 もっと驚きなのは、
このような「違法行為」を市長が歓迎していることです。
 さすがに、日本では、共産党系の市長でも、
このような「違法行為」は許さないでしょう。
ただちに秩序回復へと動くでしょう。
 アメリカには「治安」はないのか。
もちろん、警察改革を求める市民活動は理解できますが、
「自治区」設立は問題でしょう。
それを黙認する市、州、連邦政府も、どうかしています。
 アメリカは、独裁国家や強権国家と違って、
高度な政治的自由が確立している国ですので、
政治活動は民主的な手段で行うべきです。
アメリカは、独裁国家や強権国家のように市民革命が必要な状態とは思えません。






















































































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